童心
今日はたまたま姉が有休だったので一緒にゲームをした。
Nintendo Switchでほぼ無料でスーパーファミコンのゲームができることに感動してしまった。
姉は元々テレビゲームなどをしない正確なのだが、私と年が離れていることもあり、クリアできなくては癇癪を起こしていた私を困ったように見ながら、「お姉ちゃんが仇をとってあげるね」と四苦八苦してくれていたものだ。
しかし大人になって一緒にやってみると私のほうがうまい。明らかにうまい。ずっとゲームなんてやっていなかったから姉自身が下手になった可能性もあるかもしれないが、それにしても、姉ちゃんは俺のためにあのクソどくどくタワーをクリアしてくれていたのか…
なんとも言えない一抹の侘しさと暖かさが、胸に去来した気がした。
両親はそんなアラサーの姉と子供部屋おじさんを冷ややかな目で見ていた。